ヒポクラテス

先日の投稿で医学の祖ヒポクラテスについては改めてまた。とお伝えをしました。あれから一ヶ月以上の月日が流れましたが実は一度の投稿ではお伝えしきれないくらいお話したいことが沢山あります。

その中でも何故「医学の祖」または「医学の父」と言われるのかをお話させていただきますね。

まずヒポクラテスは古代ギリシアを代表する医学者です。病気を超自然現象としてではなく、生理学的に捉えて、のちに科学的な医学を創りあげました。

彼のギリシア語の医学書が後にアラビア語に翻訳されて、アラビア医学のアビケンナ(イブン・シーナ)を通して、ヨーロッパに伝えられることになったと言われています。まさに医学の祖と言われた由縁です。

ハーブを煮出した液をお薬として処方したり、ハーブを入れた芳香風呂が身体によいと認めたのもヒポクラテスだったそうです。

また、古代エジプト・古代ギリシャ・古代ローマ時代にはワインは薬として用いられていましたが、ワインの薬効を具体的に記したのもヒポクラテスが初めてだったと言われています。

そして何とクレイパックやタラソテラピーを行ったのもまたヒポクラテスでした。

現代では”美容”のカテゴリーに通じる物まで医学者であるヒポクラテスが考案していたとなると、やはり健康あっての《美》であると再認識せざるを得ない気がします。

そしてヒポクラテスは様々な名言を残していますが、その中に【浄化されていない身体は、栄養を摂れば摂るほど侵される】という言葉があります。

わたしはこちらの言葉にドキリとしました。
まさに現代人にも当てはまるように感じます。

巡らせながら浄化された心身を保つ事はこれからの時代にさらに大切になると思います。

浄化された身体づくりをハーブをもって寄り添えたら…

そんな想いから次回は浄化・浄血作用のあるハーブについておはなしをさせていただきます。

それでは皆様。お忙しい季節になってきましたが、時には心身共にお茶で休息を…✨

この記事を書いた人

ひらいひろみ