浄化された身体づくりをハーブをもって寄り添えたら…
そんな想いから次回は浄化・浄血作用のあるハーブについておはなしをさせていただきますとお伝えして、しばらくぶりの投稿になります。
きょうはハーブティーだけでなくサルビア科の植物のホワイトセージによる浄化について。こちらを燃やした時にゆっくりと立ちのぼる煙により、様々な気を浄化できると伝えられています。
ネイティブアメリカンが古くから、場所や人々を清め、邪気を祓って、神聖な空間を作るためにホワイトセージを用いていてスマッジングをしていました。
スマッジング(スマッジ=いぶす)する際に燃やすものはハーブや香木などの草木がよく使われていて、それらを束ねたものを「スマッジ」と呼びます。ホワイトセージの燻した香りは煙であるにも関わらず、少し苦みのある気品のある香りが身も心も浄化してくれます。
そして「セージ」という名前の付くハーブは成分によって目的が変わりますが、たとえば抗菌や防腐が目的の場合は食用のセージを。精神をリラックスさせる目的であればアロマ・鑑賞用のセージになりますが、ホワイトセージは後者になります。
なのでホワイトセージは一般的には食用にはあまり使われません。でも食べられないわけではないので、「食用」と記載されているものも存在します。
ただ、個人的には飲まれたり食べられたりする場合はホワイトセージよりもセージをおすすめします。
セージも強い抗菌・抗ウイルス作用を持ったハーブで、優れた抗菌作用から、セージティーでうがいをすると風邪や感染症の予防にもなり、口内炎などの炎症も静めると言われています。
のどの痛みや腫れがあるときにもおすすめです。
また、セージは血液循環を促して、強壮作用もあるともいわれていますので、過労でお疲れがなかなか取れない方にもよいでしょう。
浄化についてホワイトセージとセージについて綴らせていただきましたが、次回は浄血作用のあるハーブについてもおはなしさせていただきます。